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寺院の歴史

開創500年を超える歴史ある寺院

開創500年を超える歴史ある寺院

林光寺

関東八十八カ所第六十六番霊場。御本尊は弘法大師作と伝えられる一尺五寸不動明王。宝徳元年(1449)僧・義慶が開創し、慶長年間(1596)僧・誓順が再興している。永禄6年(1563)僧・秀順の時に徳川家光より五石の朱印を得ている。文政元年(1818)と明治27年(1894)の災禍で堂塔を焼失したが渡邊快俊師が昭和49年より平成7年の20年間で復興した。納経所のある客殿からは眼下に鶴見川があり、六十七番東漸寺のある佐江戸の丘陵地帯まで展望できる。鴨居山の中腹1万坪の境内には本堂・薬師堂・楼門・客殿・庫裡・檀信徒会館などの大伽藍が緑の中にたたずんでいる。

西光寺

武相不動尊霊場第十三番。天正元年(1573年)当時西光寺は鶴見川の河川沿いにあった為、幾度か水害に遭い、後にそこから一キロ先の山の根(現在の緑小学校付近)に移転したが、明治十一年に林光寺の境内に移り、林光寺の不動堂として近郊の信仰を集めています。御本尊は、江戸谷中より来往の僧・快尊法師が寛永前頃に鎌倉へ来往の時、鎌倉のあるお寺の住職に弘法大師作・波切不動尊を望んだ所、両者力自慢であった為に相撲で力比べをし勝ちを収めたのなら望み通りにするとの事で、快尊法師が勝ちを収め西光寺の本尊として持ち帰ったとされる波切不動明王。